私は、アトピーで敏感肌ですが、現在全く関係なくネイルサロンに10年以上通っています。
- 「え!アトピーなのに、ネイルして大丈夫なの?」
- 「何週間もネイルしていたら、爪が呼吸できないんじゃないの?」
- 「ネイルで、アトピー悪化しない?」
と聞かれることもよくあります。
そこで、アトピーで敏感肌でもネイルサロンに10年以上通っている私から
- アトピーでもネイルは大丈夫なのか
- ジェルネイルで爪が呼吸できないののでは?
- もし、ネイルでアトピーが悪化したらどうするか
の3点をお伝えしたいと思います。
アトピーでネイルをはじめるのを悩んでいる方の参考になると思いますので、良かったら最後まで読んでいただけると嬉しいです。
アトピーでもネイルは大丈夫なのか
あくまでも私の場合ですが、ネイルによってアトピーが悪化したり、ネイルで何かトラブルがあった、ということは今のところ1度もないです。
なぜなら、ジェルネイルは直接肌に塗るわけではないので、肌には触れませんし、匂いも無臭なので、匂いを感じないのでくしゃみや鼻水も出ません。(私は匂いに敏感で、くしゃみや鼻水がでる体質です。)
しかし、注意したい点もあります。
ネイルをオフするときや、ネイルを塗る前の爪を乾燥させるために、「アセトン」という溶剤を使用するのですが、爪周りの皮膚が荒れていたりすると、「アセトン」が染みる時があります。
「アセトン」は脱脂力が強く、プラスチックをも溶かす強力な溶剤です。
私はこのアセトンが皮膚に触れた時に、「ビリッ」と染みる時があります。染みるだけで、その後に肌が炎症をおこすことはなかったのですが、アトピーや敏感肌の方は「アセトン」が肌に触れた時は、注意が必要です。
そして、「アセトン」は揮発性なので、換気をしていない狭い空間で、目や気管に入ると具合が悪くなる可能性があります。
オフのとき、アセトンを染みこませたコットンを爪の上に置き、アルミホイルで巻くのはそのためのようです。
アトピーやアレルギーが気になるけれど、ネイルを楽しみたいという方は、最初に、アトピーがあることを、ネイリストさんに報告しておくと良いでしょう。
アセトンが肌に触れないように施術してくれたり、肌に優しいタイプのものを使ってくれるかもれません。
そして、「フィルイン」技法というで、「アセトン」を使わずオフしてくれるネイルサロンもあります。「アセトン」を使わず、ベースジェルを1層残して、そこに新しいジェルを塗るので自爪が痛みません。
でも、「フィルイン」という技法を使っているネイルサロンは数が少ないです。「アセトン」でオフするところがほとんどです。私の通ているネイルサロンも「アセトン」です。
施術中に何か異常があったときは、すぐにネイリストさんに伝えるようにしています。何かあったら遠慮なくネイリストさんに伝えるのが良いと思います。
ジェルネイルで爪が呼吸できないのでは?
爪は呼吸をしていないので、ジェルネイルをしていても爪は息苦しくもならないし、呼吸困難にもなりません。
という私も昔は、「爪は呼吸しているんだ」とずーっと思っていました。24時間365日ネイルで爪を覆っていては、爪呼吸できなくなって爪のためには良くないのでは?と思い込んでいました。
昔マニキュアを塗っていた時に、塗っている間は爪が呼吸できなくなっていると信じ込んでいたので、息苦しさを感じていました。(気のせいだったのですが。)
爪は「ケラチン」というタンパク質でできていて、爪の細胞は爪母(爪の根元のところ)で作られてすぐに死んでいます。
そのため、目に見えている爪は、すでに死んでいる状態となります。死んだ状態では呼吸などしないので、爪は呼吸していないというわけです。
それをネイリストさんから聞いて、安心してネイルを施していただく日々を送っています。
何週間もつけっぱなしでも、息苦しさは、感じてはいません。
「なんとなく息苦しさを感じる」というのは、普段ついていないものがついているので、圧迫感を感じているのだけで気のせいなのかもしれませんよ。
爪は呼吸していませんので、ジェルネイルで爪が呼吸できないということはありません。
安心してネイルを楽しんでくださいね。
ネイルでアトピーが悪化したらどうするか
ネイルサロンで施術中に、何か異常を感じたら、すぐにネイリストさんにお伝えしましょう。そして、ネイルによってアトピーが悪化したと感じたら、必ず医療機関を受診しましょう。
皮膚に湿疹が出たり、かぶれたりするようでしたら、皮膚科を受診することをおすすめいたします。
もし、呼吸が苦しかったり、くしゃみ鼻水が止まらなかったり、微熱が出たりしたら、呼吸器科もしくは内科を受診することをおすすめいたします。
自己判断で、市販の薬を塗ってみたり、飲んでみたりすると、余計に症状が悪化してしまう可能性がありますので、異常を感じたときは、必ず医療機関を受診することをおすすめいたします。
きちんとした対処することによって、アトピーの悪化は防ぐことができると思います。
アトピーでネイルは大丈夫?のまとめ
アトピーでもネイルを楽しめますが、「アセトン」という溶剤が皮膚に触れた時は、注意が必要です。
爪は呼吸していませんので、ネイルで爪呼吸ができないということはありません。
ネイル中に、何かしら異常を感じたときは、すぐにネイリストさんに伝えましょう。
そして、医療機関を受診しましょう。
早めに対処することによって、悪化を防ぐことができると思います。
というお話でした。
少しでも、参考になると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。